MOTOYANの日々題
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2021年03月16日(火) 福山の持ち味

黒酢で有名な霧島市福山町に出かけた。国道10号線を進み、そのまま坂を上ると牧ノ原台地に広がる広大な土地に畑だけでなくいろんな施設がある。坂を上らず、錦江湾沿いに進むと黒酢畑やみかん・ビワ畑、そして漁港、珍しい施設として潜水艦のソナーテストなどがあり、なかなか面白い。
今回は台地へ上って数時間滞在した。ローカルな場所に違いないのだが、日常であまり経験しない音や画を体感できた。
陸上自衛隊の演習場があり、銃器を使用している音が聞こえる。機関銃、ロケット砲、けん銃から発射される音だろうと想像できる。流れ弾でも飛んでくるのではないかと思うほどだった。福山の鳥たちはのんびりできないと同情する。
もう一つは、空を見上げると頻繁に飛行機が低空飛行していることだった。空港に着陸するルート上にあり、高度を下げて滑走路へ機体を合わせるためにターンする地点だということで飛行機好きにはたまらないと思う。
県立の高校があるが、過疎地であり、1学年定員80名に対して志願者31名と倍率0.4倍という。
日本全国には、福山の例のように地元では当たり前のことでもほかの地域では体験できない貴重な素材が眠っていると思う。似たような文化はあっても同じものはないという観点から今後の地域づくりをやっていけば人が集まってくる。福山高校の倍率がせめて0.5倍以上になればいいと願っている。


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