MOTOYANの日々題
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2021年03月15日(月) ホワイトデー縮小化

バレンタインデーから1カ月後はホワイトデーとしてチョコのお返しをするという商業ペースに乗せられて、とても華やかな頃もあったが、最近は両方ともおとなしくなった感がある。特に今年はコロナの影響で学校では生徒間のやり取りを自粛するように指導がされていたそうだ。(喜んだのは母親だったという話もある)
母親と一緒に市販のチョコレートからオリジナルなチョコ菓子を作って友達に配るというパターンが一般化されていて、異性よりも同性の友人に送りあうことが流行りだった。1カ月後のお返しは「義理チョコ」と「本命チョコ」に限られてきている。
2月14日に車の手入れをしていると近所の小学5年生の女の子が嬉しそうに友人に配っていたので冗談で手を出したら「ちょっと待ってください」の1分後にチョコバーを持ってきてくれた。催促したようでバツが悪かったが、ありがたく頂戴した。今年のバレンタインデーでもらった唯一のチョコレートだった。
それ以来、この1か月の間「お返しどうしよう」とずっと気になっていた。相手は小学生だし、かといって近所づきあいもあるので無視もできないし、かなり悩んだ。たぶんお返しの期待はしていないだろうから何かあげたら驚くだろうなと思いもして。
先日、福岡に出かけた際にドラえもんのパッケージに入ったにわか煎餅を見つけて準備していた。小学生と行動時間帯が違うのでなかなか会えなかったので夕方玄関口で渡した。もちろん母親も本人も驚いていたが、喜んでもらえた。義務を果たした感があってこの1か月の胸のつかえがとれたというか肩の荷がおりた気持ちになった。
来年からは、うかつに手を差し出さないようにしよう。


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