MOTOYANの日々題
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2021年03月04日(木) 時刻より早く出るバス

高速バスを利用して1週間ぶりに自宅に帰ってきた。
大分道の大板井バス停で8:52分発のバスに乗車するために48分に高速バス乗り場への階段を上る途中でバスが到着する音が聞こえたので急いで駆け上り、乗車した。日田市から福岡空港に向かう高速バスで1時間に1本しかない。
確実に時刻表より前の到着・出発で高速バスは、定刻より早く出ることがあるのだろうかと次のバス停「高速基山」で下車して時刻表を見るとここでも4分早く出発していた。もし、あと5秒遅れていたらバスに乗れず、乗り継ぎの予約しているバスにも間に合わなかったとほっとしていると博多駅行きの亀の井バスが到着した。亀の井バスは大分道を走るバスだ。時刻表をじっくり見ると朝の通勤時間帯は、本数が多くて大板井8:42分が存在することに気づいた。つまり、慌てて乗車したバスは42分発が6分遅れて到着したものだった。福岡空港に立ち寄るかそうでないかのバスだった。
バス停で待っているとバスの行先表示器が見えて判断できたかもしれないが、1時間に1本しかないというイメージがミスを誘導した。今回はどちらに乗車しても目的地に着くので幸いだったが、空港に行きたいのに経由しないほうに乗ったならば大変なことになった。
どたばたと乗車するときにドライバーが何かを告げたような気がしてきた。自分がドライバーなら慌てて乗車してきた客に「このバスは、定刻より少し遅れてきたバスですよ」と告げる。
たぶんあのドライバーは、この客は「次のバスに乗るつもりでバス停にやって来た」と確信していたことだろう。そして次のバス停で降りたのは「間違って乗車したことに気づいてのことだろう」と安堵したことだろう。
いやいや、この客はどちらのバスでも乗車目的は果たせたのですよ。めでたし


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