MOTOYANの日々題
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2021年03月03日(水) はがね山との出会い

佐賀市の山手の方にダム湖に隣接した公園にパークゴルフ場があるとのことで小郡から向かった。福岡県の小郡市は佐賀県の鳥栖市と隣り合わせているのですぐに佐賀県に入る。一般道で吉野ヶ里遺跡公園を過ぎて佐賀市まで40分ほどかかる。
ドライブの目的地、神水川(しおいがわ)パークゴルフ場は佐賀市街地から北にあり、そのまま進むと福岡の糸島市へ通じる。山道もあるが、整備された道を進んでいると山頂に高いアンテナらしきものが立っていた。ラジオ用のアンテナ基地でよく目にする形だったのでラジオの中継局かと思ったが、ある記憶がよみがえった。
もしかして「日本に二つある、あのアンテナではないか」というものだった。さっそくスマホの地図アプリでその山を調べると「はがね山」がヒットして確定した。
テレビやラジオの電波と同様に毎日のようにお世話になっている電波塔である。はがね山標準電波送信所は、電波時計へ信号を送信して日本の標準時を合わせる役目をしていて、東日本は福島県にある。高さ200mの塔から発信されている。
電波時計が調子がおかしくなる時がたまにある。なかなか電波を受信してくれない時だ。この電波はどこから来ているのだろうと調べたことも多い。西日本は、佐賀県にあるのかという程度の知識だった。
今回、偶然にその姿を見ることができて、お宝発見のような気分になった。パークゴルフを楽しんで帰ったが、途中で「熊の川温泉」を見つけた。九州には熊はいないはずなのになぜ「熊」がついているのかと思ったが、佐賀県の隣に熊本県があると気づき、あり得ることと納得した。次回は九州指折りのラドン温泉ということで温泉巡りもやってみたい。佐賀は奥が深い。


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