MOTOYANの日々題
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世界遺産は、文化・自然・複合の3つに分類されている。ユネスコ総会で採択されて登録される。1993年にはじめて登録されたのが、法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、屋久島、白神山地だった。その後毎年のように追加され、23か所が登録された。自然遺産は屋久島・白神山地・知床・小笠原諸島の4か所となる。複合遺産はわが国にはない。 世界では、なんと1121件が登録されていて、イタリア、中国、スペインの順の多い。今は、海外旅行はできにくいが、ほとんどの観光旅行は、各地の世界遺産をめざしての旅程が組まれていて多くの人が見聞している。 2015年に明治日本の産業革命遺産として鹿児島の旧集成館、関吉の疎水溝、寺山炭窯跡が登録された。地元の人もほとんど知らない場所と施設であり、観光用に整備はされているらしいが、訪れる人も少ない地味な世界遺産の一部だ。寺山は、錦江湾を上から眺められて桜島の写真を撮るには絶好の場所のため展望台付きの小さな公園になっているが、その近くにひっそりと炭窯跡があるらしい。炭を作る場所だから人里離れた山の中であることには間違いない。 そして24番目で自然遺産5か所目をめざしているのが奄美大島と徳之島で間もなく登録されそうではあるが、これもコロナの影響で延びているらしい。アマミノクロウサギなど希少種を含む多様な生物は生育・生息していることが評価されている。幾度か調査も行われたが、野猫による被害など懸念材料があり、延期された。また、同じように沖縄県北部と西表島も登録をめざしている。 指定されるメリットもあるが、デメリットとして多くの観光客が訪れて自然破壊が起こる可能性もある。屋久島の登山者が増えてその対応に追われている現実もあり、しっかりとした準備が必要だろう。
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