MOTOYANの日々題
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| 2021年01月26日(火) |
カンパチのアクセント |
錦江湾で養殖されていて出荷量が日本一と言われている「カンパチ」という魚がいる。世界中に生息しているが、高級魚として食べられていて回転すしでも人気のアジ科の大型魚だ。 会食の自粛で需要が減り、行き場を失ったカンパチに養殖業者が困っているというニュースが流れる。地元の放送局のローカルニュースなら違和感もなく聞ける。ところが同じニュースがキー局から全国版で流れると「えっ?」と耳だけでなくからだまで反応する。 カンパチの読み方、つまりアクセントが違うのだ。プロのアナウンサーが読むから標準語として正しいのだろうが、最初の「カ」にアクセントをつけて読むから魚のカンパチには聞こえない。「関白」と同じような感じだ。ところがTBSのひるおびでMCの鹿児島出身の恵さんが話すと魚のカンパチになる。東京を周回する環状八号線の「環八」と同じ発音だ。当然、環八に1票となる。 鹿児島の言葉は標準語とアクセントが逆になるものが多い。雨と飴、橋と箸はその典型で「雨が降ってきた」というとキャンディが空から落ちてきたと思われるに違いない。カンパチもそうかもしれない。いや、カンパチを知らないからカにアクセントをつけてしまうのだろうとも思える。日本中の人にどう発音するかアンケートをとってみたいほどもやもやしている。 熊本県が「くまモン」を登場させた当時に読み方の違和感を覚えたことを覚えているがいつのまにかそれがなくなった。耳が慣れたのか読み方が統一されたのかはっきりしないが、環八風カンパチになってくれたらよいのだが。 高級なマグロをあまり食べたことがないので今のところカンパチは、自分の中で一番おいしい魚となっている。行き場に困っているなら明日からブロックで購入しておなか一杯食べてあげよう。
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