MOTOYANの日々題
DiaryINDEXpastwill


2020年12月28日(月) 今年売れたもの

ある調査会社が、スーパー、コンビニ、ドラッグストアでこの一年で売れた食品・日用品のランキングを発表した。この一年は新型コロナの影響を大きく受けたのでそれに関連したランキングとなっている。
売れたもの1位は、当然ながら「マスク」だ。前年比4.25倍の売り上げで四月ごろは品薄や在庫切れで入手に大変な苦労をした。しかし、コロナが収まらない今ではどこでも普通に買える状態となっている。手作りや洗って何度も使えるマスクが出てきて、使い捨てマスクの需要が少し緩和された。
2位はアルコール消毒液などの殺菌消毒剤で3倍の売れ方だった。昨年までは特別なところに行かないとみることはなく、普通に接見で手洗いをしていた。今ではどこでも置いてありショップなど入店時と出店時に使う習慣ができた人も多い。今年話題の鬼滅の刃関連グッズも売れた。
逆に売れなかったものは化粧品関連で特に口紅は半減で、在宅勤務、マスク着用がその原因だ。そして旅行の自重や外国人観光客の減少で影響を受けたのが乗り物酔いの薬と中国系の方々の爆買いの対象であった強心剤が大幅減だった。
強心剤といえば「救心」が有名でCMでもよく聞く、昔から何に効く薬でどんな人が服用しているのか理解していなかったし、飲んだこともない薬だ。改めて調べると循環器系のバランスを整えるもので動悸・息切れを改善するという効能だ。
市販薬だからそんなに強い作用はないと思うが、動機・息切れがあれば病院で診察して処方してもらう薬のほうが効果がある気がするのに救心が売れるのはなぜだろう。病院に行くまでもない心臓病なんてあるのだろうか。
コロナはまだまだ続きそうで落ち着くまで数年かかるともいわれている。コロナ特需で「コロナでかっちり!」という業種もあるだろうが、観光・旅行・飲食にかかわる業界や最もハードな医療関連の方々は気の毒で仕方がない。


MOTOYAN |MAILHomePage