MOTOYANの日々題
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2020年11月24日(火) カラスの進化

ゴルフ場は草原や山を造成して芝生を植えてフェアーウェイやグリーン、ラフ、バンカーをつくる。ホールとホールの区切りは木を植えてセパレートする。OBゾーンは自然をそのまま残した部分で木や草が生い茂り、いろいろな動物が生息している。
これまでの経験では、タヌキ・アナグマ・ウサギ・リス・キツネ・シカ・サルの哺乳類と遭遇したことがある。さすがにイノシシはまだない。ヘビやトカゲなどの爬虫類をはじめ昆虫類、両生類はよく出会う。そして鳥類も必ず目にする。
そんな動物達の中で気を遣うのが「カラス」だ。白いものへのあこがれなのか、昔は白いボールをくわえて別の場所に運ぶカラスがいたが、最近はボールには無反応でかなり学習している。その代わりに乗用カートの物品を狙っている。狙いは食べられるものだ。おにぎりとかおやつになる食べ物を置いておくと、グリーン上でパットしている間にカートにやってきて荷物をくちばしで、あせくって(漁る)食べ物を盗んでいく。その技はすごくて恐れ入る。チャックが締まっているバッグの中からビニール袋だけを引っ張り出して中身を確認して食べ物でなければ引っ張り出しただけで持ってはいかない。
各ホールごとに縄張りのごとく、カートが止まる場所に近い木にスタンバイしている。パットを終わってカートに行くとカラス除けの網をはがしてバッグのチャックを開けて中身を引っ張り出している。追い払うと食べ物がなかった腹いせか?「バカー、バカー」と鳴いて飛び去る。
初めて利用したゴルフ場のいろんな場所にカラス注意の張り紙があった。カートもカラス除けの大きな網がついていた。18ホール回る中で6ホールでカラスに荷物を探られた。食べ物はないはずだが、同伴者のスコアカードが盗まれたようでコース内に落ちていたと届けられていた。


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