MOTOYANの日々題
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2020年11月12日(木) 秋のマスターズ

ゴルフの四大メジャーであるマスターズが半年遅れで始まった。日本人は、松山、今平選手の2名が出場している。春から秋に変更されたことでいつもと状況が異なる。
まず、1番ホールから全員が始めていたが、秋は日照時間が短いので1番と10番からの同時スタートとなった。アウトとインからのスタートするやり方は日本では当たり前だが、外国では異例だ。クラブハウスから出発して9ホールまでを「Going OUT」10番から18番までをクラブハウスに戻ってくる「Coming IN」と呼んで18ホールを通しでラウンドするのが通常で日本のように半分が終わったところでレストラン食事をすることはない。バブル期の接待ゴルフなどの社交場としてのゴルフ場の名残が残っているし、昼食を入れることでゴルフ場も収益が上がる目的のためだろう。
日本のトーナメントでもハーフが終わっての休憩はないし、食事もしない。だから選手は途中でもぐもぐタイムを入れるわけだ。
次に今回は無観客でパトロンがいない。オーガスタはパトロンがいないと広いゴルフ場に見える。いつもは多くの人に囲まれてただでさえ狭い横幅がより狭く見えて方向に対するプレッシャーが大きかったが、今回はのびのびと打てるのでスコアが上がりそうな気がする。鏡のような高速グリーンを制するプレーヤーが好スコアを出しそうだ。
また、芝生も春と秋では性質が異なるのではないだろうか。昨年久しぶりに復活したタイガー・ウッズの連覇やゴルフ科学者と称するデシャンボーのとんでもない飛距離が功を奏するのか、先週調子のよかった松山英樹選手がどれだけ活躍するのかとても楽しみな4日間になりそうだ。


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