MOTOYANの日々題
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2020年11月02日(月) 近くにある掃除機

ダイソン製を中心にバカ売れしているといわれるコードレススティック型掃除機だが、キャニスター型に比べて軽くて機動性に優れることが人気のわけだろう。ペットを室内で飼っている、そこまで気にしなくても大丈夫なような「ダニ」の怖さをTVCMで盛んに唱えていることなどが、購買力を高めている。
どんな形の掃除機でも大切なことは「置き場」だと思う。のどが渇いた、おなかが空いた、読書をしようなど欲求が生じれば行動が起こる。行動してみて達成されると満足する。この繰り返しで人は生きている。人は思い立った時に数メートル以内に対象物があれば、すぐに行動を起こしやすい。一日に何回冷蔵庫を無意識のうちに開けるだろうか。わりと近くに冷蔵庫があるので開けてしまう。すぐに食べられるものは入っていないとわかっているのについ開けてしまう。遠くにあればわざわざ出かけて開けることはなさそうだ。
掃除機もこの人の行動心理を利用して、リビングにおいておけるなら掃除もしやすい。お客さんに対しても恥ずかしくない見栄えの良いものこそ、スティック型である。ただ充電式だからコンセントもなければ不便だ。最近の家はここまで必要かと思うほどコンセントの数が多い。特にリビングはかなり多い。そのうちの一か所を掃除機保管場所とすればよい。
最近はコロナの影響もあるが、来客者がほとんどない。今年だけでなく昔ほど人を呼ばなくなったし、呼ばれなくなった。近所付き合いが希薄になったとか、プアリベートを侵害したくないとかいろんなことが原因だろうが、子供のころ毎晩のように家にやってきて焼酎を飲んでごはんを食べて帰っていく担任の先生がいたことをふと思い出した。家もそんなに近くではなかったと思うのだが。


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