MOTOYANの日々題
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2020年10月27日(火) 禁断の黒胡椒

ハウス食品が今年の2月に新発売した「禁断の黒胡椒」をスーパーで発見して鶏肉に絡めて食べた。ハウス食品のサイトにあるレシピ通りに鳥のもも肉を一口大に切り、大さじ1杯の禁断の黒胡椒と混ぜ合わせてフライパンで炒めるだけのとても簡単な調理法で手間はかからない。
黒胡椒のために鶏肉が少し黒くなるが、炭火焼きほどではない。皿に広げて食べてみると、コショウの辛さとニンニクベースの絶妙なうま味とコクが感じられて病みつきになりそうなおいしさだった。
レシピをみると肉料理全般やトースト、パスタ、うどん、ピザ、チャーハンなどへの使用が紹介されている。共通する点は、醤油、砂糖、塩などのほかの調味料が必要なく、このペースト状の禁断の黒胡椒だけで万能な調味料としての存在だった。
コショウといえば炒め物をするときに必ず振りかけていた塩コショウやラーメンに入れる卓上コショウのように辛み成分を加えるとか、くしゃみが出るなどのイメージしかなかった。インド原産でつる植物の実を収穫時期と加工方法の違いで黒・白・青・赤のコショウが作られ黒と白が一般的だ。「スパイスを効かせる」がごとく料理に辛さ成分を加えておいしさを助長する香辛調味料として広まった。
巣ごもり生活で家庭の定番料理に飽きて、レストランの料理に挑戦するためにレシピをみると一般家庭では使わない調味料が紹介されているのでそれらを購入して使うと新たな発見があり、凝り始めるパターンだろう。
肉や魚料理にコショウは欠かせないものだという大人の食感を得ると香辛料に目が向く。しかし、かなり奥が深く簡単ではない。当分は「禁断の黒胡椒」で秋の食卓を飾り、食事を楽しむことになりそうだ。焼肉のたれ代わりに使うのがお勧めのようだ。寒くなる前にBBQをやろう。


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