MOTOYANの日々題
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2020年10月12日(月) 24時間換気システム

シックハウス対策のために義務付けられているシステムがある。それは24時間換気システムというもので、住人の健康と室内空気環境を整えようという観点で窓を開けなくても常に新鮮な空気を取り入れるものだ。
バスやトイレの換気扇とは別に2階の各部屋に小型ファンで給気して、1階の各部屋にはファンなしの排気口がつけられている。
空気は目に見えないのでどのような空気の流れができているかわからないし、日ごろは意識したことはない。ただ、経年によってファンのモーター音が出始めて3か所のうち一つは止めてある。
換気は窓を開けるだけで行われるので春から秋はそれほど必要ない。冬と窓を閉める夜間にあればいいのかなと思う。
数日前に届いたダイワハウスからの定期刊行本に「フィルターを交換してますか?」とあった。そういえばフィルターの存在さえも覚えてないほどだから、開けて交換したことも点検したこともなかった。新しいうちは定期点検に来てくれてサービスもよかったが、無料保証期間が切れてしまうと点検もなくなるし、リフォームの勧誘、見積もりにしか来なくなった。本来なら保証期間が過ぎるくらいから老朽化や不具合が出るので来てほしいのだが。
それで開け方もわからないようなボックスを開けてみると黒いものが多量に落ちてきた。ほこりも混ざっているが明らかに桜島の火山灰だ。フィルターも18年前の記録があり、推奨されている1年に1度の交換どころではなかった。18年分の黒い汚れが詰まり、清掃ではなく即交換が必要だった。
とりあえず、メーカーサイトではなくもっと安くで販売しているところに発注した。届いたらつけるけれど火山が近くにある土地では、必要悪のような気がする。わざわざ火山灰を家の中に24時間入れているのではないだろうか。だからこれからは湿度が高い時やストーブ使用時に限って使用し、18年後までフィルターを交換しなくても大丈夫なように使おう。


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