MOTOYANの日々題
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2020年10月01日(木) 中秋の名月

「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」の月が天気に恵まれて月の出から見ることができた。テレビで見る関東地方の月の出とは、時差の関係で様子が違う。まだ明るい中を登ってきた。
屋上でお団子ならぬ鳥の手羽元を七輪で焼き、買いだめておいた新ジャンルを飲みながら眺めていた。まだ、半そででも寒くはない。
周囲が暗くなり、月がしっかりと太陽の光を反射して明るく見えるようになった。
しかし、若いころに眺めた月とは様子が違う。以前は十五夜の月は真円でくっきりと見えていた。ところが近頃は、真円に見えない。円のふちがぼんやりとして一つしかないはずの月がずれて二つあるかのような見え方と月の周りにぼんやりとした部分があっておぼろ月夜のような感じもする。街の街頭を見てもそんな時がある。
この現象が始まったのが、50歳前後のいわゆる老眼が始まったころだった。病気ではないかと同年齢の人に聞くと、ほぼ全員が同意状態だった。
満月を見ているとウサギが餅をついているとかカニさんがいるとかいわれるが、直近に映画館で観た「ET」(古い!)のシーンにある満月に写り込む自転車の前かごに乗り空を飛ぶETの姿が浮かんでくる。
月を写真に撮るのはむずかしいが、望遠付きのカメラならよく撮れそうだ。満月に飛行機が写り込んだ写真をよく見るが、ET並みに感動する。スマホでは無理だ。何枚かチャレンジしたがまったくダメだった。
今日の月をよく見ると真円には見えずに少し欠けている感があった。老眼乱視のためと思っていたが、今日は中秋の名月で十五夜は明日の6時5分だそうだ。まだ自分の目も捨てたものじゃない。
今年の10月は、満月が2回あり31日もそうであり、地球から最も遠い満月だから小さく見えるとのことだ。


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