MOTOYANの日々題
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2020年09月21日(月) 気の置けない仲間

敬老の日に高校時代の友人に誘われてゴルフ場へ出かけた。天気も良く、気温も上がらず、スコアは別として気持ち良い初秋の一日だった。
「気の置けない仲間」というフレーズは日本語的に解釈が難しい。なんの気遣いもなく、打ち解けやすい間柄という意味であるが、まさに高校時代の同級生にはそういう仲間が多い。
今思えば、人生で最も楽しかったころの一つであり、そのころに帰りたいと願うことも多いのではないか。ただ、今回のメンバーは高校時代から特別に親しかったわけではない。高校卒業後20年目に同窓会総会準備の当番が回ってくる。その際の準備メンバーとして再会もしくは初見の連中だ。当時は知らなくても同級生というだけで旧知の仲になり、それ以来、ゴルフコンペや忘年会などで数多くの気の置けない仲間が増えた次第だ。
はじめのうちは、高校時代の思い出話、そして子育て、仕事などが話題の中心だったが、今では健康、年金、老後のことと同じ年齢で同様な境遇にある共通点が話題となる。ラウンド中もワイワイ、ガヤガヤの騒がしさはなくなって、「すごい」「飛ぶ」「ナイス」などと加齢に反するプレーや結果に称賛する掛け声に変わってきているのでそれはそれで心地よい。
いろんな方々とラウンドするが、今日のメンバーほど安心できることはない。気の置けない仲間ということ以上に脳神経と整形外科のドクターが一緒という、いつ倒れても命を守ってくれそうだからだ。


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