MOTOYANの日々題
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2020年09月12日(土) 但馬牛

兵庫県に住む親愛なる友人からの宅急便が届いた。開封してみるとサーロインステーキ用の牛肉だった。包み紙に「但馬牛」と書かれていた。「たじまうし」といえば知る人ぞ知る和牛の最高級ブランドで一部は世界に有名な「神戸牛」として存在する。
たぶん、これまでに食べたことのない牛肉だろうし、さしのの入り具合をみれば牛肉の写真でよく見るそのものだった。今年の1月に飛行機事故で亡くなった、ロサンゼルス・レイカーズで活躍したNBAのスーパースターコービーブライアント氏の名前のコービーは父親が食してとても感動した神戸牛から名付けたというエピソードは有名な話だ。
その神戸牛の原点で超貴重な牛肉をプレゼントされて、ドキドキ感は隠せない。まず、保管法は冷凍のクール便だったのでとりあえず冷凍庫へ、そして食べる前日に冷蔵庫へ移して自然解凍とかの知識を得た。次は調理法だ。当然ステーキで食べたいのだが、いつもの外国産のスーパーで売られている安価なものとはわけが違うので、下準備、フライパン、温度、時間、ソースと失敗が許されない状況にある。ネットでいくつもの「ステーキの焼き方」を見て良いとこどりすればいいのではといろりろみてみた。共通することは、肉自体が柔らかくて赤身と脂肪のバランスがいいので叩いたり、筋を取ったり、穴をあけたリする必要はなく、厚さのあるフライパンを強火で温めて片面だけに塩コショウをしてその面を下にして肉の三分の一くらいまで色が変わったら裏返す、加熱時間は1分半ほどで十分とのことだ。素材がよければ、シンプルに焼いてソースも塩だけという調理、食事法に安心した。
近いうちに正装で正座をしていただこうと思う。「口の中で肉が溶ける」感触を心待ちしたい。


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