MOTOYANの日々題
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2020年09月01日(火) 背番号16

プロ野球は9月に入り予定の約半分を行っているものの1試合観客5,000人までの入場規制がかかっているのでBSテレビで観戦できる。
今日の横浜巨人戦は菅野投手が開幕10連勝を目指して登板していた。ジャイアンツのエースナンバー18を背負っているはずが、背番号16。なんと全選手が16をつけていた。メジャーではいろんな記念日でよくやるが、日本ではあまり見なかった。
背番号16は、川上哲治氏の番号で永久欠番になっている。川上さんの記念日というのは想像がつく。誕生日?逝去日?と思って調べてみても9月1日に当てはまるものはない。テレビも途中から見始めたので由来も聞いていない。
ゲームが終わり、やっと聞けた。「川上哲治氏、生誕100年」という。誕生日は3月のはずなのになぜだろうと思っているとシーズン初めに記念試合を行う予定が、開幕が遅れてしまい、9月1日に行ったとのことだった。
「打撃の神様」として卓越した打撃技術で日本初の2000本安打を達成し、現役引退後は、ジャイアンツの監督として史上初のV9を達成するなど昭和の時代では屈指のヒーローだった。
60代の方でも現役時代はもちろん見たことはないが、監督時代はかすかに記憶がある程度という「神様」だ。若い人にとっては、ほぼわからない。なんで今日は全員16なのかの説明もややっこしい。
先日の豪雨被害があった人吉市に高速道路から見えるところに「川上哲治記念球場」がある。生誕100年を過ぎてもその名は、ずっと残る。記憶はないが記録に残る川上哲治氏である。


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