MOTOYANの日々題
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2020年08月08日(土) 給油口キャップ

日帰りで福岡まで出かけた帰りに立ち寄った、お盆前連休初日の高速道路パーキングエリヤは、例年より利用者が少なくて自家用車より大型トラックが目立つ感じだった。
トイレ休憩を終えて出ようとしたときに前に駐車している軽自動車の左後部に目が行った。何かがぶら下がっている。近づいてみると給油口のキャップだった。セルフサービスのGSで給油後の閉め忘れに違いない。
教えてあげようと運転席へ近づくと運転者も同乗者も熟睡状態だった。車をノックして起こすわけにもいかず、閉めてあげると不審者のようだし、かといって放りっぱなしにもできないので車にあった段ボール箱の切れ端に「給油口が空いています」とメモしてワイパーに挟んでその場を離れた。
古い車は、給油口のキャップは取り外し方式だったが、セルフスタンドが普及すると閉め忘れが多く発生したようで、メーカーは車体とひも状の材料でつなげるように工夫したので置き忘れはなくなったはずだが、閉め忘れは起きている。サイドミラーでみると給油口は開いてその下に物体がぶら下がり、車体ともぶつかって音もするので気づくはずだが、閉め忘れるほどの人だからそれも気づかないと予想できる。
さて、今日の運転者は、メモに気づいただろうか。目が覚めて、車を発進させる際にフロントガラスに異物があれば取り除く、そしてメモを読む。まだ寝ぼけているから気づかずにそのまま発進して風圧で飛んでしまう。いろんなケースを想像しながら深夜の空いた高速道路を走らせた。


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