MOTOYANの日々題
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2020年08月07日(金) 立秋

猛暑が続く毎日でも立秋を迎えて、暦の上と現実とのギャップを大きく感じる近年において旧暦のことを表現するのは、そろそろやめればいいのに思う。気象予報士が増えてテレビでも各局の天気予報で独自の予報をするが、最初に「今日は、暦の上では〇〇。」で始まるのでいつまでも旧暦的表現が強調される。
旧暦は月の動き、新暦と二十四節気は太陽の動きをもとに考えられた季節や月日の移り変わりでそれぞれに使い道はあるものの普通の生活は、新暦のカレンダーに支配されて動いている。
広島と長崎に原爆が投下されて、75年が経過した。戦前を語れる人も少なくなり、平和祈念式典も風化しつつある中で、これほど長い期間、内戦も外戦もないのは歴史的にもあまりないのではないだろうか。戦争のないことの大切さを学ぶ平和教育の成果だと思う。
痛い目に合わないと物事は改善されない傾向があるので、今かなり痛い目に合っている新型コロナ感染症についても、衛生概念が確実に変わっていくのではと期待している。「のど元過ぎれば、熱さを忘れる」ことがないように、75年過ぎても忘れられないような健康教育が必要だ。


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