MOTOYANの日々題
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2020年07月30日(木) 駐車場レンタル

「月々1万円からで新車に乗れる」と聞くと車ってそんなに安いの?と思ってしまう。月1万ずつで5年で60万、こんなに価格は40年前の軽自動車価格だ。今は、軽自動車でもカスタムとかのグレードは200万円ほどで2〜3倍になっている。
この購入法は、今はやりの「残クレ方式」で6割ほどの金額を3年もしくは5年で払ってその後、車を返却するか追金を出して買い取るかと選択が待っている。6割は自分のもので残りはディーラーか販売店のものということだ。
決してだまして売っているわけではなく、そんな買い方をする客の需要があるから成り立っている。3年後には契約を更新してまた新車に乗れるというメリットがある。売主にとっては3年後に状態の良い中古車が戻ってきて再販できるメリットがある。
逆走やアクセルとブレーキの踏み間違いとか高齢者の事故が目立ってきて、免許証を返納する人が出てきた。特に交通の便が良い大都市では、多いと聞く。もう車は必要ないので処分する。処分すると駐車場も必要ない。1軒家なら駐車スペースが不要になる。子供たち家を出ていくとただでさえ不要な部屋も出てくるのに駐車場もいらない。そのままにしておくと草が生えて、見栄えも悪いし、防犯上も気にかかる。
有効活用する方法はないものかと思案しても近所の方に月ぎめで貸し出すくらいしかない。
これに目をつけたのが「akippa」という駐車場予約アプリだ。個人宅、会社、マンション、空き地などのオーナーが開いている駐車スペースを登録しておく。登録したユーザーが、駐車したいときに検索して条件が合えば15分単位で借りられるシステムだ。作られた駐車場やモータープールではなく、他人の家の駐車場に止められるわけで、オーナーにも使用料が入る。
コンサート・スポーツ観戦・ショッピング・旅行などイベントが開かれる場所に近ければとても便利だ。しかも安い価格設定とのことだ。
田舎では、なかなか成り立たないだろうが全国展開すれば面白い。
11月に佐賀バルーンフェスタが開かれるが、会場に近い空き地や会社の駐車場が臨時の有料駐車場に変わっていた光景を思い出した。
オーナーにとっても駐車場に車が止まっているだけで防犯上も安心だということだ。門が閉まり、駐車場に車がなければ「ここも空き家?」という見方をしてしまうのも事実だ。「カチタス」もがんばれ!


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