MOTOYANの日々題
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2020年07月28日(火) 水風呂が恋しい季節

温泉施設や大浴場に行くとだいたい水風呂がある。サウナを併設している施設には必ずある。サウナから出てきた人が、ザブーンと水風呂に飛び込むように入る姿をみると他人事ながら、急な温度変化で心臓が止まるのでは?血圧が急変するのでは?という心配が先に来る。
積極的に水風呂に入ることはないが、足先から少しずつ入るにしてもとても冷たい。上半身が水に入るころがピークとなる。ザブーンなんてとんでもない。
水風呂の効能を調べてみると、意外にも効果がいろいろとあることが書かれていた。免疫力アップ、アンチエイジング、自律神経・ホルモンバランスを整える、アレルギー・アトピー改善、ダイエット効果など温泉の効果よりも効能がありげだった。
観測史上3番目に梅雨明けが遅かった今日を数日前に予想して、ゴルフを計画した。ゴルフ場は定休日のセルフデーという貧乏ゴルファーには安くプレーできる、うれしい日だ。ところが定休日だから、サービスがない。受付で先払いし、その後はすべてセルフサービスとなる。レストランも風呂もない。
暑くて汗もかいているので近くの温泉センターに立ち寄った。ゴルフ場は街中ではなく自然の残るいわゆる田舎にあるから、その温泉も海辺に近い田舎にある。最近リニューアルしてきれいな施設だ。サウナ・露天・打たせ・電気・ジャグジーと至れり尽くせりで平日の昼間でも10人ほどのお年寄りが利用していた。
火照った体を冷やすために温浴の後に意を決して水風呂に浸かった。それほど低い温度ではなく、プールより少し冷たいかなくらいで心臓も止まることはなかった。
するとサウナから出てきた人が、水を全身にかけてその後ザブーンと飛び込むように入水、そして街中の温泉施設と全く異なる光景が目に飛び込んできた。スキンヘッドに近い短髪の老人たちが、潜水のように頭まで水にザブーンと入水する。数秒後に満面の笑みを浮かべて浮き上がってありませんか。
水風呂利用時のマナー違反では?と思いつつも、この地域は漁師町であり、水に潜るという行動は、老いも若いも関係なく日常茶飯事のことなのだと納得した。


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