MOTOYANの日々題
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2020年07月24日(金) 東京オリンピック開幕のはずが

2020年7月24日は、一回限りのスポーツの日で東京オリンピックが開催されるはずだった。ところが、新聞では「五輪ならぬ与論」が紙面を飾っている。
残念ながら、世界に広がる新型コロナ感染のため1年延期が宣言され、その1年後もしっかりと約束されたものではない。関係者が口が裂けても言えない「五輪は中止だろう!」という予想がが日ごとに多くなってきている。
56年前の1964年東京オリンピックの記憶は、カラーテレビがやっと一般家庭に普及し始めたころだったが、学校では授業をテレビ中継に切り替えてみたのでよく覚えている。
その当時は、外国人はすべて「アメリカ人」と呼び、世界には多くの国と地域が存在し、肌の色も衣装も文化も異なるのだと理解が始まったのが、オリンピックだった。日本のグローバル化の始まりだった。アジア、アフリカなどの存在もこの時に知った小学生も多かったことだろう。国旗こや首都を暗記することもこのころから盛んになった。
ここ半年は世界中どの国も鎖国状態で外国人の姿をほとんど見かけるはずがないのだが、そこそこ出会っている。日本に定住している方々が多い証拠だろう。しかも皆さん日本語がとても上手で恐れ入る限りだ。
島国の日本の子供たちが世界を知るきっかけとなるオリンピックだからこそ、コロナを一日も早く終わらせてあと1年後に華々しく開催されることを願う。


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