MOTOYANの日々題
DiaryINDEXpastwill


2020年07月22日(水) 命をつなぐ薬の日

3ヶ月に一度のTクリニック通院日だった。いつもと違う時間帯だったせいか待合室はいっぱいで座る場所もないほどだった。コロナ感染予防で座席数が減っていたのも一因だった。
「忙しい時に悪かったね」と主治医にあいさつすると、「いや、明日からの連休中に薬が切れる人が多い」のだそうだ。高血圧の治療薬もすでに10年近くも飲み続けているが、症状は安定しているので一安心というところだ。
初期のころは、飲み忘れがよく起こり3ヶ月分が4カ月になったりしていたが、別の薬が処方されてからは、100円ショップで入手した整理箱で1か月分を管理しているので飲み忘れは起こらなくなった。
加齢によってほとんどの人が、何らかの薬を服用するようになり、数もどんどん増えてくる。脳はどんどんぼけてくる。だから整理箱は絶対に必要だ。昔のことはよく覚えていてもその日の薬を服用したかを忘れてしまうからだ。
旅行に行くときは、一日分ずつ封筒に入れて、しかも何が起こるかわからないのが旅行だから、数日分を余分に持ち歩く。神社のお守りよりも大切な命のお守りになっている。
薬剤師を主人公にしたテレビドラマが多くなった。これまでドクターやナースのようにとり上げられていないのでいいことだと思う。薬の知識があり、分量を間違えない几帳面さがあれば、もともと目立たない職業だし、収入もいいので悪くない仕事だ。
ただ、薬剤師の名前を憶えてくれる患者はいないという残念な事実は了承済みでお願いする。


MOTOYAN |MAILHomePage