MOTOYANの日々題
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2020年07月20日(月) 天体ショー、華やか

6時38分、悪天候のため延期されていたH2A42号機が打ち上げられた。南東の方向は快晴でロケット雲がはっきり見えた。
H2Aシリーズは失敗が1度だけという成功確率の高さが評価され、今回はアラブ首長国連邦の火星探査衛星を軌道に乗せるためだけに打ち上げられた。
JAXAと三菱重工が共同で進めている商用利用で海外受注4回目だった。打ち上げ代金は公表されていないが、打ち上げ経費だけで100億ほどかかるし、顧客が超お金持ち国だからかなり「がっちり」だったことだろう。
今年は。火星の軌道が地球に最も近いので火星探査がブームになっている。UAEのHOPEと名付けられたこの探査機は、7ヶ月かけて火星の周回軌道に入り火星の気候変動を調べるそうだ。
JAXAは打ち上げ費用が半額になるとされる次世代のH3を準備中で、安さと信頼で宇宙ビジネスを目指している。
北海道でもなかなか成功しないホリエモンロケットが試行錯誤中だが、地球だけではおさまらない地球人たちの挑戦は今後も続く。
宇宙と言えば「ネオワイズ彗星」が接近中で見える時間帯と方向さえわかれば肉眼でも見えるらしい。夜明け前の北東方向地平線付近だそうで、なかなか厳しい条件だ。梅雨が明けて雲のない夜明け前、しかも地平線となると他人の撮影した写真で見る方が確実かなと思う。


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