MOTOYANの日々題
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2020年07月18日(土) 何か足りない週末

例年の週末と異なる点としてプロゴルフのトーナメントが開催されていないので中継をみる楽しみがない。ここ数年、女子プロゴルフの人気が高いので会場も観客が多く、ゴルフをやらない人でも楽しみだったに違いない。
ただ一度だけ6月下旬に開かれたアースモンダミンカップは、無観客でテレビ中継もなく行われたが、大会の模様はYouTubeでインターネット中継されて868万人が観戦したという。テレビの視聴率に換算すると1パーセントにも満たないそうだが、テレビの中継よりも見やすかった。スマホでもパソコンでも見られるし、CMがないのでプレーを途切れることなく、また一部の人気のある選手だけでなく、多くの女子プロのプレーを見られた。
昨年は、テレビ局と協会で放映権問題でごたごたし、テレビ局側が押し切った経緯があった。放映権を持つと大会終了後の映像使用料がすべて入るのでどちらも譲りたくない部分だろう。
1年に20人程度しか誕生しないプロゴルファーだが、協会入会金60万円、年会費7万2千円を納めなければならない。今年のようにトーナメントがなければ収入はない。一部のトッププロ以外は、経済的に大変だという。プロなのに生活もままならない。
野球・サッカーは契約金、大相撲は給金制度があり、活躍しなくてもそこそこの保証がある。
賞金の一部を積み立てたり、放映権料等の事業収入をもとに選手の生活を保障できるくらいの協会にならないとプロの名に恥じる。
幼いころからの先行投資が必要な競技のひとつであるゴルフは、お金持ちだけのスポーツにしないためにも、子供たちの夢を実現できる環境づくりのためにもがんばってほしい。
それでなくても、最近のゴルフ場は、お年寄りだらけでもう10年もしたら、ゴルフをやる人がいなくなるのではと思えるほど危機状態だということを理解しているのだろうか。


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