MOTOYANの日々題
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2020年05月20日(水) 甲子園中止

ついに高野連も夏の甲子園中止を発表した。
理由付けは、それなりに大人の事情でやっていたが、一生のうち一度しかない今年の高校3年生球児は、運が悪かったでは済まされない一生の悪い出来事となるだろう。
野球だけでなく他のスポーツも同じだと言われても、この平成14年(2002年)生まれにとっては、新型コロナよりも大切なものが多くあり、今は気づかなくても今後の人生で節目節目に笑いには代えられない無念さを感じるに違いない。
部活の大会だけでなく、大学入試、就活にも影響が残りそうな不安が残る。夏の甲子園がなければ、大学に進学して神宮を目指す選手が多くなるだろうし、この年代から大学入試センター試験がなくなり、大学入試共通テストへの移行へと計画されていてただでさえ戸惑いがあった。
9月入学とか話題になっているが、先行き不透明でこの点も不安だろう。もし9月になれば、同級生が1.4倍に増え、大学は狭き門となる。就職活動も同様で経済が減退している中での採用数は減るだろうし、踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂の状況だ。
全国大会は中止であっても、せめて地方大会は実施してはいかがだろうか。代表を決める必要はないので工夫すればいろいろな形態で実施できる。
やめると何も起きないだろうが、やらないがために失うものが多いと思う。大人の事情ではなく、平成14年生まれの事情を汲んで決断する勇気はないものか。
小学校以上は休校になって、保育園や児童保育は通常通りだったこの3ヶ月、保育園がクラスターにはなっていない。


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