MOTOYANの日々題
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2020年05月01日(金) テレビの時報

今日から5月です。朝夕の気温が上がってきて、日の出が早くなって目覚めもよくなりました。いや、早い時間に目が覚めるようになりました。
パソコンを立ち上げてニュースのチェックやSNSの確認などルーティーンをこなしているうちに7時のニュースが始まります。
以前は、7時前になると画面に時計が出てきて、秒針が進んでピッ、ピッ、ピッ、ピーと7時を画面と音で知らせて画面が変わっていました。
ところが、今は画面の片隅に表示されたデジタル時計がふんわりと変わって画面が切り替わります。デジタル時代になってのことです。
あの秒針付きの時計こそがアナログ時代の遺物であるかのようです。
テレビ視聴の方法が多様化して、地デジアンテナ経由で直接みる、パソコンでみる、スマホでワンセグ視聴、録画視聴、そして光テレビ・ケーブルテレビなど専用のネット回線を使用してみるなどです。
スタジオと現地からの中継やオンライン出演の会話のやり取りで2秒程度の間が空くタイムラグがあります。その間に次の会話を入れると相手方が混乱することがよく起こります。
これは、人工衛星を利用して電波を中継するために起こるものと思われがちですが、電波は光と同じ速さで1秒間に30万キロ進みます。衛星との距離は数百キロだから往復でもそれほど時間を要しません。
電波の送受信に使うデジタル機器の処理速度がタイムラグに関係しています。インターネット経由でテレビを視聴すると実際のテレビよりもかなり遅れています。東京で19秒のタイムラグとの情報がありました。
種子島から打ち上げられるロケットの中継で画面ではまだ発射していないのに空にはロケットの軌跡を示すロケット雲が見えます。
話を戻すとテレビのアナログ時計はタイムラグの関係で今では出せなくなっているのです。デジタル時計もタイムラグを計算して誤差を調整して表示しているようです。
もう何年も使っていないものに電話の117があり、おそらく若者たちは知らないと思います。「鶏肉は何の肉?」にでも出題できるレベルです。電波時計ではない時計の時刻をを正確に合わせるのによく使ったものです。今でも有効な手段であるには違いないのですが・・・。


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