MOTOYANの日々題
DiaryINDEXpastwill


2020年04月21日(火) 視力低下は、遠くを見ないから

昨日は雨上がりで空気が澄んで視界がよく遠くまではっきりと山々の新緑が見えました。
老眼はあるものの視力は、1.2以上を保っているので遠くはよく見えます。夜のクイズ番組で小学生から高校生までの視力が史上最低を記録したことを知りました。
以前から日本の学生は世界でも視力の低さは言われていました。よく勉強をするから。画数の多い漢字をいつも見ているから。暗い環境で文字を見るから。などその理由として挙げられていました。そして近年では、テレビやゲームの影響。そしてスマホ・パソコンの影響。と変わってきました。
これらの影響も大きいとは思いますが、スマホやゲームは日本に限られたものではなく、視力が4.0とか言われている国があるアフリカでも盛んに使われているはずです。
仕事柄、子供たちの視力低下に関して興味を持っていました。中高生が低下する原因は、罫線の幅が狭いノート、いわゆる大学ノートを使って小さな文字を書いていることもその一つと思っていました。
きちんとノートをとらないで必要な時はその辺にある紙に大きな字で書く勉強法の生徒やその場で覚えてしまおうとしている生徒には視力の低い子は少ない感じで几帳面にきっちりとノートにまとめる生徒つまり、勉強に作業という部分に時間をかけている子は、メガネをかけていた感じです。
ここにきて別の説を支持するようになりました。それは、子供が遠くを見なくなったということです。見えるということは、目の調整機能がしっかりしていることで近くを見たり、遠くを見たりして機能の可動範囲を広げていることが視力低下を防いでいるのです。
通学路から見える景色は、家やビルの壁だらけ、教室からも自宅からも遠くの山や海の景色が見えない。学校から帰っても外で遊ばない。地域の公園の名称が「児童公園」から「地域公園」となり、公園は子供だけのものではない、ボール遊び禁止、大声禁止となっていつの間にか公園から子供が消えてしまったころから視力低下が大きくなったには説得力があります。
遠くをみる機会の多い、アフリカ部族の高視力、都会の子より田舎の子が高視力は検証されます。
タワーマンションの高層階に住む人は、遠くをよく見る機会が多いので高視力者が多いという仮説を検証してみたらどうでしょうか?


MOTOYAN |MAILHomePage