MOTOYANの日々題
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2020年04月22日(水) 高校生が町内会長に

例年はこの時期に居住地の町内会総会が開かれます。しかし今年は3密を避けるために行われないという回覧板がまわってきました。
そんな折に隣接地区の町内会長に高校生が立候補して就任したということです。
世界中で環境活動家グレタさんのように高校生くらいの年齢で活動するリーダーが育ってきています。50年ほど前、学生運動が激しかったころの若者はある面とても元気でした。後期高齢者にさしかかろうとしている今でも気概があります。だからお元気な方が多いです。しかし、年齢的に第一線を退くころとなり、次世代へのバトンタッチが行われています。
「次世代」これに属する人たちが元気がなく、なかなか手を挙げない。経済高度成長期の後やバブルのころを経験しているので安定志向が強く、やらせれるとできるのですが、自分から進んでやろうとしない世代です。自分を分析してよくわかります。
今回の高校生は、そんな状況にしびれを切らして立候補したという報道ですが、若いがゆえにうまくいかない部分もあると思いますが、周囲の次世代の人たちのバックアップが若いリーダーを育てる条件でしょう。次世代は、手をあげないかわりに小言や反対意見もあまり言わないと思います。一年後に彼が「やってよかった」と思えるように協力してあげたいという地域の人の発言が、きっとこの町内会の一年を象徴していると思います。


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