MOTOYANの日々題
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2016年01月16日(土) ドクターヘリ離陸

今年の大学入試センター試験の1日目は、快晴の穏やかな日に恵まれて始まった。
受験生にとっては1年に一度の決戦の日であり、天候が安定していることはとても大事な条件となる。

韓国では、国を挙げて協力するそうで遅刻者をパトカーで送り届ける、英語のリスニング時は、航空機を止めるなど国家的行事となっている。

その英語リスニング試験は、1日目の17:10〜18:10の日程で行われた。個別のICプレーヤーによる方式に変わって数年になるので周囲の騒音はそれほど気にしないでもいいかもしれないが、気にかかることがあった。

受験会場大学のとなりに市立病院が5月に移転して屋上にドクターヘリが8時から17時まで待機している。冬場は、夕暮れが早いから17時を過ぎた頃に数キロ離れた格納庫に帰るために飛び立つ。直線で1kmほど離れた我が家でもその音が聞こえる。

ちょうどリスニング試験と時間が重なるから、大学側が協力を要請しているのだろうと予想しながら眺めていると17時を過ぎても一向に飛び立たない。やはりそうか!と思っているとなんと17時25分にローターが回り出して2分後に離陸した。風向きの関係か?配慮か?いつもと逆の大学から離れて行く方向に飛び立ったので試験場の真上は通らなかったが、韓国ではあり得ないことが起きたのは紛れもない事実だった。


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