MOTOYANの日々題
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2016年01月18日(月) 張り手、禁止論に一票

世間は、SMAP騒動に振り回されている平和な国、日本ですが、大相撲の初場所が中日を過ぎていた。

アメリカの女子プロゴルフの人気が、外国選手の台頭と活躍で衰退したのと同様に「土俵上 日本人は 行司だけ」の川柳にあらわされるように国技のはずが、そうでなくなりつつある。

外国人力士を排除することなく以前の人気を取り戻すために相撲協会は、努力をしていると思われるが、新聞の地方紙で読者投稿欄に「張り手の反則負け」論議が行われている。

まげをつかむこと(たまたま指がまげに入っても)が、反則であるのに、故意に相手の顔や頭を大きな手で平手打ちする危険な行為がなぜ許されるのか?という論点である。
野球ではヘルメット、ボクシングではグローブ、ラグビーではヘッドギアなどとプレーヤーの頭部を守る方策があるが相撲は無防備で脳しんとうなど日常的に起きているので観戦していて恐怖心が起こる。少年が大相撲を志す上で大きな支障になっているのではという意見だ。

漫才コンビでもツッコミ役が相方を叩いたり、ど突いたりすることはあるが、パワーのレベルが桁違いである。裸に近い芸人もいるのにお笑い芸人をめざす少年は多い。

大相撲をやってきた方々にとっては、張り手など当たり前かもしれないが、世間一般レベルの見方に注目しないと、人気薄は解消されないような気がする。


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