MOTOYANの日々題
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2003年01月28日(火) オーバーラン

懸念されていたことや不安視されていたことが、実際に起こってしまうと驚きもしない。昨夜、成田空港でエアージャパン機が滑走路をオーバーランした。幸いに70m芝生を走って止まり、けが人などなかったが、一つ間違えば大惨事になっていた恐れもあり、今後も起こりうることだ。

成田のB滑走路は、地域農民等の反対や阻止を振り切って強行的に作られた2180mの短い滑走路で暫定的なもので将来拡張されそうな状況で使用している。専門家の間では短い距離に不安を抱く声も高かった。

今回、はみだした機種はB767型機でスペックをみると着陸必要距離は1660mとされていて、理論的には問題はないように思われる。しかし、滑走路の距離は、離着陸に必要な距離以外に離陸を途中で中止した場合に安全に止まれる長さを確保するように作られている。北風にあおられて止まれなかったということらしいが、離陸を中止した訳でもなく、オーバーランが起きたことはパイロットの進入ミスも考えられるが、着陸時は、電波の誘導に従って機体は進んでくるのでそれも考えにくい。やはり、国際空港としての貧弱さが問われてもしかたがない。

短い滑走路といえば、インドネシアのジョグジャカルタ空港を思い出す。空軍のパイロットあがりが操縦するガルーダ機が、滑走路の長さをぎりぎり使って機体が止まったときに乗客から拍手喝采が毎回起きるというこわ〜い空港である。十数年前にいったが、それから拡張されたという話は聞いていない。事故が起きていないから拍手に励まされてアクロバット的離着陸が続けられているのだろう。ボロブドゥール寺院見学は常に命がけという事実をご存じだろうか?


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