MOTOYANの日々題
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空から何か降ってきた。濡れないから雨ではない、さらさらしている。思い出した。桜島の降灰だった。久しぶりの降灰に防御法を忘れてしまい、髪の毛がゴワゴワ、車は真っ白、机の上や部屋はザラザラになってしまった。
最近の桜島は、穏やかで噴火も爆発も少なかった。報道によると今日は3回の爆発が発生したという。その時の風向きが問題で北東の風が吹いていると鹿児島市を直撃する。校庭の土の色が灰色に変わり、風によって舞い上がり、降灰のあとまでも二次降灰に見舞われる。からだの穴やへこんだ部分には、確実に灰がたまってお風呂に入らざるをえない。面倒なことだ。雨が降って流されるまでは、灰まみれの毎日である。
夜のTVで過去に起きた航空機事故の番組があった。インドネシア上空を飛行中のイギリスのジャンボ機が、突然に4基のエンジンがすべて停止してグライダー状態で飛んだ(落ちた)というものだった。快晴の空で何が起きたのかクルーには想像がつかなかったらしいが、原因は火山の爆発によって噴出された火山灰がエンジンに吸い込まれて高温で融けて、エンジンの壁やタービンにこびりついたためだった。
火山灰は、ガラス粒と成分が似ていて、1200℃で融けるらしい。冬になると北国では降雪があり、大変なようだが雪は常温でとける。それに比べて桜島の灰は簡単には解けないから、厄介だ。雨に流されて、側溝に溜まるのがやっとだ。そうなると側溝の清掃をしない限り、洪水をも引き起こす。
冬は、北よりの風が吹くから大隅半島に流れるのが常であるが、風向きによって360度、可能性はある。「どうか、桜島よ。静かにしておくれ」また、「雨よ、早く降れ」と願う。
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