MOTOYANの日々題
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いつも心穏やかな中3の夏輝が、学校から帰ってきてとても機嫌が悪かった。理由は、クラスマッチのソフトボールで2年生のクラスに決勝で負けたからだった。中学校のクラスマッチは学年の体格や体力に差があるので上級生が勝つのが普通であり、まさか負けるなんて思ってもいなかったらしい。
敗因は、力の過信とハンディキャップにあった。今年の中3は例年になく力があり、楽に予選を勝ち上がってきた。そして決勝では2年生のクラスと当たった。2年生は点を取るために選球やバントなど工夫してこつこつと点数を積み上げた。それに対して3年生は、初球からどんどん打つだけで単発にホームランがでるもののチームゲームとしてのソフトボールは行っていなかった。球運は、決してそんなチームにはめぐってこない。2年生が打った打球は野手の間に落ち、3年生の打球は強いあたりでも野手の正面をついた。
大会前に学年差で1学年2点のハンディキャップを決めていた。つまり、試合開始の時点で2−0で負けている状況から始まるわけだ。結局、その2点が重くのしかかり、敗戦してしまった。
慰めの言葉としてハンディキャップというのは強いチームと弱いチームが対戦してどちらが勝ってもおかしくないようにつける「差」だから、勝つ確率は50%で適正なハンディキャップをつけたものだ、ということだった。
明日は、優勝チームと職員チームが対戦をする。この対戦に参加できなかったことが最も悔しかったらしい。
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