MOTOYANの日々題
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2001年10月22日(月) りんごの木

 実りの秋になるとみかん狩り、なし狩り、りんご狩りなどと「○○狩り」が盛んになる。農家の人手不足解消と観光を兼ねたレジャーのひとつとして定着している。ほとんど商売として成り立っていて、入場料を払い、収穫したものを市価よりも安い値段で買って持ち帰るという方式が主流であろう。農園内では、食べ放題という条件がついていたりする。

 休みの日に家族で郊外に出かけて美味しい空気を吸いながら、作物を収穫する楽しさは人間の原点に帰ったようで気持ちがいいことだろう。東京の知人が「しいたけ狩り」に行ったという知らせをくれた。果物だけでなく、きのこまでもという感じだが、園内食べ放題は無理だし、持って帰るにしても多量には使い道がない。それでも成り立っているから不思議に思う。

 南国に生活しているとりんごの木とは、全く縁がない。「♪りんごの花びらが・・♪」歌は知っているけどりんごの花も実がなっている木も知らない。北国の方々が「♪みかんの花が咲いている・・・♪」は知っていてもみかんの花やみかんが実っている木を見たことがないように。

 いつか、時間を作ってりんごのたわわに実っている木を見ないことには、わが人生に悔いを残しそうな気がする。姫りんごは見たことがあるけど「本物」を見てみたい。


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