MOTOYANの日々題
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季節はずれの台風が九州をかすめて去っていった。今年も上陸する台風はなかった。(今年の台風終息宣言?)
季節はずれといっても、1951(昭和26)年10月14日夕、鹿児島を襲ったルース台風は県内だけで死者・行方不明209人、4万戸を超す住家が全半壊・流失するという甚大な被害をもたらした。中でも高潮の不意打ちをくらった枕崎市では28人もの命が奪われた。つまり10月でも台風はしっかり上陸して大きな被害をもたらすわけだ。
秋の台風の特徴として足が速いことだ。夏は時速10km程度であるが、秋は40kmくらいが普通だ。沖縄の北にあったのがあっという間に鹿児島までやってくる。そしてあっという間に通り過ぎる。備えが追いつかないから、被害も大きくなる。
人生の秋も実に速足である。もう10月の下旬になろうとしている。来年は人生5回目の年男、年賀状の馬のデザインが気になる頃になった。郵便局も昨年の失敗をもとにインクジェット紙のはがきを多く発売するらしい。しかし、インターネットが普及すればするほど年賀状の発売枚数は減ってくる。郵便局もインターネットプロバイダをやればいいのに。
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