MOTOYANの日々題
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「あのね、ふみかのクラスのK君のお父さんが、会社の社長さんとけんかをするんだって」 「そしてね、負けたほうがお引越しをするんだって」 「だから、K君は転校するかもしれないんだ」 「みんなね、『引き分けだったらいいのにね』といってるよ」
小学校1年生のクラスでは、休み時間にこのような話題が出ているらしい。K君の転校の件は、すでに転勤が決まっていて親の間では、周知の事実となっている。K君の親がK君にどんな話をしたのかわからないが、子どもの理解の仕方は、実に素直だ。 子どもから大人になった「時」はいつだろう?と思うにうそや冗談が、それとわかるようになった頃ではないだろうか。人の言動を疑って考えるようになった時、その時こそ、子どもとのお別れのときかもしれない。成長を得るとともに純粋さや素直さを失う時かもしれない。
小学1年生を巧みな言葉でだまして、連れ去っていく誘拐事件が起こった。無事に保護されてよかったが、大人として決して許される行為ではない。
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