MOTOYANの日々題
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2001年07月17日(火) 早寝・早起きは難しい

新しい朝が来た♪希望の朝だ♪喜びに胸を開け 大空仰げ♪
お風呂の中で史佳が、歌いだした。その瞬間、脳裏に衝撃が走った。
「夏休みだ!毎朝のラジオ体操が始まる。恐怖の6時半だ」
子供はぐっすり眠っている。「眠った子を起こすな」と言われても起こさなければならない使命感をもつ親の一日の始まりだ。学校に勤務していると子供同様、夏休みがある。忙しかった1学期の疲れを取ろうとゆっくり朝寝でもしてみたいと思っても無理な話だ。昨年は、町内会長という使命感で起きてがんばったが今年はそんな使命はない。

 生活様式が変化し、就寝の時間が昔に比べて3時間ほど遅くなっているが、朝は同じだ。睡眠時間が少なくなっている現代において、どこで「以下、省略」、つまり息抜きや手抜きをするかが大きなポイントであろう。昼休みにお昼ねができればよいが昼休みなんてないような生活をしているとなかなかである。他人を見ているとみんな強いなぁ、スタミナあるなぁ、元気だなぁと思えるこの頃だ。

 睡眠時間の減少は、確実に自分の健康を蝕むはずだ。大人も子供も常に寝不足状態ではなかろうか。人類がこの地球上に生息するようになってからエジソンによって電灯が発明されるまでの長い間、日の出とともに起き、日の入りとともに寝るという生体リズムがそんな簡単に変えられるはずがない。

 何もしなくても疲れる暑い夏の日、せめて睡眠の質だけは高めることが必要だ。そのためには、昼間の十分な活動が不可欠だということもいえる。昼間はしっかり動いて、夜はぐっすりと眠りましょう。


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