MOTOYANの日々題
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2001年07月14日(土) 財団法人日本英語検定協会

あす、英検の2次試験が行われる。私も中3のときに3級を受検した覚えがある。
全国の中学生が受検するが、英語力を試す機会として定着している。1〜5級まで7段階の試験があり、年間の総受験者数は360万人にのぼる。
STEP(日本英語検定協会)HPをのぞいてみたら、各級ごとの合格率などが書かれてあった。3級の合格率は5割、1級は6%だそうだ。

3級を持っていても話せない私であるが、聞くほうがもっと難しい。日常の生活の中で英語を聞いたり、話したりする機会がないから当然のことだけど外国に出かけた時はほんとに不便を感じる。観光地は日本化しているから日本語でだいたい通用するが、細かな部分では意思の疎通がうまくいかない。

英検の資格を持っていても1級以外は使い道がないという。1級があれば就職には都合がいいと聞く。今年、高校を卒業した生徒が中2のときに1級に合格して話題になったが、彼女は両親とも英語の先生で海外生活を経験しているし、家庭でも英語で会話をしていたらしい。彼女が家に電話をしているのを聞いたことがあるが、グリーンの公衆電話から英語で話していた。

ところで360万人の受験者が、平均3000円の受験料を支払うとすると100億円を超える収入となる。こんなに安定している財団法人がほかにあるだろうか?
いや、私たち一般庶民から見ればすごいと思うけど、たいしたことはないのかな。
大リーグの選手でも年俸30億というプレーヤーもいることだし。


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