MOTOYANの日々題
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2001年06月27日(水) 地上のきらめく星

自衛隊の戦闘機が、電気系統のトラブルで誤射。
日航機が離陸直後にエンジントラブルで金属片を地上に降らす。
鹿屋航空隊のヘリコプターが車輪の部品を落とす。

今年の梅雨は、いろんなものが空から降ってきます。
空から降るには、雨か雪と決まっているのに一歩間違えばとんでもないことになってしまいます。飛行機事故で亡くなった坂本九さんが「上をむいて歩こう」と忠告をしていたように思えてきます。

薩摩半島の最西端に長屋山という500mほどの山があり、頂上から見る景色は絶景です。10数年前、その頂上から車に備え付けてあるアマチュア無線機で長崎市内と交信したことがあり、ロケーション(景色と電波の届き具合)もいい場所です。そこに民間航空機用のレーダーサイトがあります。詳しい説明は、書いてありませんが、日本の飛行場を飛び立って沖縄や東南アジア方面に向かう飛行機が必ずその上空を通過するようです。晴れた日に空を見上げると飛行機雲をたくさん見ることができます。特に夕方は夕日に映えて美しい光景です。野球の練習を見ながらよく空に見とれています。細い4本の雲はジャンボ機で国際線です。

♪風の中のすばる 砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス 街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

これは、中島みゆきの「地上の星」一番の歌詞です。空から地上を見つめて星をさがすという逆説的な内容です。その星は、人間です。反省しました。空ばかり見ていないで野球をやっているきらめく星たちをもっと見るようにします。
後2週間、地上を見ていますから、空から物を落とさないでください。


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