MOTOYANの日々題
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朝起きて、顔を洗う。水道の水がぬるく感じられる。以前にも書いたが夏が苦手な私にとって「水がぬるい」と感じた日から完全に夏モードに入る。今日の朝がまさにその瞬間だった。冬の冷たい水は気持ちがいい。この温度で夏もいてくれたら、ジュースなんかいらないのにと思うのだが、そうは甘くない。
水温に限らず、世の中は自分の望みと逆な場合が多い。「お金はあるが、暇が無い。暇はあるが、お金が無い」旅行をしたいと思っていてもなかなか実行できない大きな理由の一つである。あと20日で夏休みが始まる。今年は2月にハワイに行ってしまったから後者の理由でひたすら暑い夏との戦いになりそうだ。
冷たい水といえば、大学2年のとき岩手県の岩泉という田舎町で野球部の合宿を行った。練習の合間や終わった後に水道の水を口にする楽しみをあれほど味わったことはない。その冷たさは、まるで真冬の水道水と同じくらいだった。鍾乳洞があり、その地下水を水道として使っているためのおいしい水だった。 この夏にもう一度その地を訪ねて水を飲んでみたいものだ。
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