MOTOYANの日々題
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「先生!おひさしぶり」いきなり背後から声をかけられて振り返る。 「おう、元気か?」相手を確認する前に出る返事。それから「誰かな?」と顔を見て思い出す作業が始まる。たいていの教師がこのパターンで教え子との再会をする。
きょう、7年ぶりに再会があった。高校卒業後、大学に入り、この7月からアメリカの大学にに留学するするという、向学心に満ち溢れた姿に頼もしさを感じた。 高校時代に寮生活をし、私が寮監をやっていたので24時間生活をともにしたので忘れられない、教え子の一人であった。前途に幸多かれと願いたい。
きょうの再会のように「先生、○○です。おひさしぶり」と声をかけてもらえると朽ちかけた脳でも瞬時に判断ができて、検索作業が必要ない。どうしても思い出せないときのテクニックを先輩教師から教わったことがある。 「ごめん、君の名前はなんだったかな?」 「○○です。お忘れですか?」 「いやいや、○○という苗字は知っているよ、下の名前だよ。」 「ああ、△△です。」 「あっ、○○△△さんだったね」
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