MOTOYANの日々題
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ホタルの話題が聞こえてくるこの頃です。 幼い頃、家の中にホタルが入ってきて天井や壁でほのかな光(あの頃は、家が火事になるのではと思うほど強烈な光だったが)に夏の訪れを感じたことだった。 清流がない、情報がない、風流を味わう暇がない。それでこの数年見ていない。 以前に宮崎の小林まで出かけたが、「ゲンジボタルを養殖しています」という感じでその数の多さに少々、幻滅した。 河川工事、農薬などホタルが生息できる環境が少なくなり、もう元には戻れない気がする。わずか30年で変わってしまったわけでおそらく、ホタルは大昔から天文学的な数の年月を生きぬいてきたのに人間ひとりの一生の1/3の年月で滅びそうになっている弱い生き物なのだ。 スイカの種ほどのヘイケボタルが、乱舞する姿をもう一度見てみたい、子供達に見せてあげたいと思いつつも・・・。
今年の初物のスイカを食べながら
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