MOTOYANの日々題
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2001年05月25日(金) フレックストラベラー制度

航空会社3社が6月から「フレックストラベラー制度」を導入する。

▼ フレックストラベラー制度とは ▼
 会社が提供できる座席数以上に、ご予約をお持ちのお客様が搭乗手続に来られた場合、ご予約をお持ちのお客様の中から自主的に座席をお譲りしていただくことに協力いただける方を募り、ご協力いただけるお客様に対し、会社が協力金のお支払いならびに代替交通手段の提供等を行う制度です。(国内線に限ります。)
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要するにダブルブッキング対策であり、航空会社の苦肉の策ととれる。
10年ほど前、初めての海外旅行(修学旅行の下見)のとき同行のT先生がロスからラスベガスに向かう便に乗れず、1便遅らせられたことを思い出した。詫びのしるしに、1年間有効のアメリカ国内線航空券をもらった。しかし、同行できずにグランドキャニオンに行けなかった。アメリカの航空会社はアバウトだと感じたが、日本でも同様なことがあるらしい。要人のために必ず1席開けてあるとか、急病人用に1席を確保してあるとかいううわさは聞いているが、実際のところは不明だった。
しかし、今回この制度を導入するということは、日常的にダブルブッキングが発生していることを意味している。めったに起こることではないだろうが、最近の航空運賃は不可解なことが多い。空席で飛ぶよりもダンピングしてでも満席に近づけるということだろう。鹿児島→東京の正規の往復料金よりもホテル付のパック料金のほうがはるかに安いという矛盾が起こるわけである。
特に6月は国内外の料金が安い時期である。暇があればと思う。みんなが忙しいから安くなる法則が成り立つのだろう。平日のゴルフはゆっくりできて、安い。休日は、待たされた上に、高い。なんとかならぬものか?
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▽ なぜ座席数に不足が生じてしまうのか ▽
  予約を取得していても様々なご事情により搭乗手続きに来られないお客様もいらっしゃいます。これらの座席は実際には利用されず、空席のままとなる可能性が高いため、ご搭乗を希望されるお客様に対して座席を供給できないこともあります。このような事態を極力回避し1座席でも多くのお客様にご利用いただくために、弊社では厳密な座席管理のもと、一部の便において提供座席数以上の予約を受け付ける場合がございます。JASからのDMより引用


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