月刊「花音」12月号を立ち読みしてきました。 今さんの『楽園まであともうちょっと』がおもしろかったです。 別れた妻の父親が遺した旅行会社を借金ごと引き受けてしまった黒メガネの男(川江)と、 借金取り立てをするサラ金の社員の浅田君とのラブストーリー(?) 浅田君は社長(男)と不倫の関係にありますが、こそこそと社長と逢引きすることに 嫌気がさしている今日この頃です。 社長の奥さんもふたりの関係を疑っている様子。 川江の別れた妻は、そんなふたりを応援しています。
今月号は、社長の奥さんの行動とか、サラ金会社の社員達の反応とか、 新しく出てきた不思議な山男(猿並さん)がおもしろかったです。 絶妙のタイミングとセリフと絵。ぜひ味わってください。 単行本になるのを待っているのはもったいないくらいですよ。 上品な猿並さんが実は・・・・というオチが最高です。
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