今でてる雑誌に載っている今市子さんの作品がおもしろい。 『百鬼夜行抄』の最新作では、律のおじさんの開(かい)がでてきて なかなかとぼけたキャラクターが楽しい。 ふたりで組んで悪魔払いでも、ゴーストバスターズでもやってくれたらいいのにな。 (ところで知り合いに開君という子がいるので驚いた。あまりない名前だと思うけど) ラスト悪食のふたりで落ちをつけたのがちょっとものたりない。 どうせなら、ふたりでかっこ良く悪霊退散してほしかった。
もうひとつは、月刊CHARAの読みきりで、えーと、タイトルを覚えていないんだけれど 味噌屋の若旦那とたいこもち(変換ができない)が主役の、昭和初期のお話。 これは、シリーズにできそうな感じだけど、続けばいいな。 何でもできるけど、器用貧乏な若旦那がおもしろい。 芸者遊びに行って、幇間(できた!)を選ぶところがボーイズ雑誌対応。 あまり役にたたないくせに、ノンシャランと渡っていく若旦那が好き。
今さんもいくらでも引出しがありそうで、ますますこれからが楽しみです。
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