お話はクライマックスを迎え、10巻は300ページ以上のボリュームです。 晴明は自分自身を媒介としていやおうなく、とんでもないことをしているらしい。 博雅はあいかわらずの天然で、あいかわらず核心に近いところにいるみたい。 真葛ちゃんは、妻でありながら泣いている。(妹の力なんて彼女にはどうでもいいわよね) さて・・・?
実は私にはいろいろなアイテムの意味が全くわからないのです。 ファンサイトを時々読むと、熱心な読者の方がいつも謎解きに興じていらっしゃる。 それによると、ひとつひとつのものが全て意味を持ち、全体の中の部分になっているらしい。 パズルのように組み立てていくのが、とても楽しいのだそうです。
しかし、この本だけを読んでいてその意味するところはわかりません。 基礎教養が足りないのかしら?今からいろいろ調べたりした方がいいかしら? いっぱい解説本が出ているのだから、一冊くらい読んでみるべきかしら? 『妖魅変成夜話』にもそういうところがありますが それって読者としてはちょっと困るような気がする。 だって、ちゃんとした感想書けないんだもん。
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