家に帰って、インターネットの巡回ルートを見ていたら 『ジェラールとジャック』の2巻が発売されたとあったので 大急ぎで、本屋に買いに走りました。 SBBCは普通の書店では入荷が少ないので、扱ってる本屋は限られている。 一軒目は売り切れ、二軒目の漫画専門店の郊外型書店で 最後の一冊を買いました。やれやれ。
よしながさんをあまり読んだことのない人には、この本は 描写がハードかもしれない。連載時よりもハードになってたし〜 でも、それも含めて、この人の描くものはおもしろい。 連載を本屋さんで立ち読みして追いかけていた時の わくわくする感じは単行本ではわかりにくいのだけれど、 ジェラールとジャックの恋の行方がどうなるか 一話ごとにきっちり押したり引いたりしながら進んでいく。
単行本でまとめて読んで、古きよき少女漫画のエッセンスが たくさんつまっているようだ、と思いました。 『ベルサイユのバラ』や『白いトロイカ』に夢中になった人なら ああ、なるほど。とわかると思うのだけど。 同時にとても現代的。ハードなボーイズラブだもんね。 そして意外なほどまっすぐで健康的な価値観に裏打ちされている。 古いもの、新しいもの、オリジナルなもの、 そういうものが同時に楽しめる漫画です。
ジェラールとジャック 第2巻 http://www.biblos.co.jp/beeep/pub/new/comic/c-5.htm 大沢家政婦協会 闇の関西支部 【よしながふみFC】 http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/1383/
追記 西洋骨董洋菓子店の2巻も今月下旬発売予定です。楽しみですね!
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