昨日友人と、秘密の古本屋さんに行って、また本を買ってきました。 こないだ見落とした若木書房の本とか、買うのを迷ってやめた楳図かずおを5冊ほど。 この二日の間に本がずい分なくなっていたので驚いた。 私は少年マンガはわからないので買わなかったけど、希望コミックスや藤子不二夫の 古いまんがとか・・・だれか、買っていってしまったのね。 (テリトリーが重ならなければべつにいいけどさ)
楳図かずおはおもしろかた〜! 買ったのは『ミイラ先生』と『洗礼』 ミイラ先生の方は、リアルタイムで断片的に雑誌で読んだらしい。 最初の方を覚えていたもの。こわいこわい。 こんなこわいものを小学生に読ませるなんて犯罪的だわ。 自分の子供になんて絶対みせたくない。(夜中のトイレについていくのがめんどうだから) 主人公の女の子がものすごくかわいいので、怖い顔との落差がすごい。 一緒に収録されてた『ねこ目の少女』は私が6才のときに 少女フレンドに掲載された作品だけど、読んだことがある。確かに覚えてる。 ねこの木彫りを彫る音が頭のすみっこにこびりついているみたい。 もう2度とアクセスしないような記憶の奥底のカリカリっていう音が よみがえってこわさ倍増でした。 なんでこんなものを読んでいたかというと、5才年上の姉のほかに さらに年上のいとこ達がいたので、そこに泊まりに行くと こわい漫画やら、水野英子さんの漫画があったからです。 小学校の低学年なのに、そんな漫画を大人やお姉ちゃんたちの目を盗んで 読みふける子供だったのでした。 いとこ達の部屋は屋根裏部屋で(おしゃれな屋根裏ではない) 部屋に入る前に真っ暗な階段の踊り場があって、 夜その部屋にみんなで寝てると遠くの汽笛が聞こえてくる そんなことまで一気によみがえりました。 (年寄りの昔話・・・)
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