最初に読んだのは「子ねこちゃんのボス」だった。(1974年デビューから5作目) これは犬が主人公で、準主人公は子供。 それなのに、おもしろかった。何回も何回も読み返した。 (ほんとにあの頃はよく読み返したなあ。おもしろいマンガに対する嗅覚は鋭かった。)
同じ年、1冊目の単行本が出た。「フリージアの恋」 デビューから一年間に描かれた作品をほぼ収録したもので、 どれもこれも、すごくおもしろかった。単行本のタイトルになっているデビュー作の 完成度の高さは、今見ても驚いてしまう。 「トロイメライ」がロマンティックで好きだった。
懸賞に応募して、サイン入り単行本をGETしたのは「さとう菓子の家」だったかな? ものわかりのいいシスターが出てくる話。カラーページが独特の色使いだった。
10冊目の単行本「真理子の日記」(1981年)くらいまではリアルタイムで 追いかけていたのだが、その後、見失ってしまった。 掲載誌が多岐にわたったのと、講談社系は全く読まなくなったので。
最近、本屋さんや、BOOKOFFでよく見かける。見かけるたびに書名が違う。 わけがわからないくらい、たくさん本が出ているらしい、、、と思って 検索してみたらlala−zさんのリストがみつかった。
まんがの部屋 http://www.netlaputa.ne.jp/~lala-z/Comics_Room/index.html
すごい量だった。作品も単行本も。最近、選集も刊行されているし。 私は、最近の作品をほとんど読んでいない。 69冊のリストの単行本のうち、せいぜい20冊しか持っていない。 ちゃんと順を追って、読もうかどうしようか思案中、、、本の置き場所がない。
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