私のりんご!(T^T)

耄碌したなぁ
と、思うことがあります。

どんどん大きくなる子供を見ていると、年取って当たり前だと
そう思うんだけど、だからといって年取るのが嬉しいワケじゃない。

何事も前向きに捉えようという信念により(偉そう・笑)
白髪が出たら「染める楽しみが出来た!」
老眼になったら「メガネを買うことが出来る♪」
と、何事も良い方に考えるよう努力しているの。
髪は染めるほど白髪ないので、まだ黒いままだけどね。
(旦那が五月蠅くて、染められないのよ、実は。)

でももちろん年齢なりに衰えているわけで
それは否定せずどんどん受け入れて対処するのが
自分の体にとって楽なことだと思っている。
「寒かったらババシャツ着る」とか、さ。
老眼なのに「私はまだ要らないのよ」と言い張るおばあさんの話を
義母から聞いたのだけれど、
実際見えにくかったら辛いんじゃないのかな。

私は子供の頃からの不勉強が幸いして(笑)
眼鏡が必要なところまで視力が落ちた経験がない。
(サングラスはずっと使っているけどね。)
で、眼鏡には密かにあこがれているわけだ。
老眼になれば公明正大、「必要なんです!」と
誰にはばかることなく眼鏡を買うことが出来る!
ま、見えないのは好ましくないけど、嘆いたって仕方ないから
どこかに楽しみを見つけなくちゃね。


しかし、しわが増えるのは喜びようがないのよね。
だれか発想の転換方法を教えてくれないかしら。

ところで、私は子供の頃から「紅玉」という種類の林檎が好き。
一時期店頭からほとんど姿を消してしまったのだけれど
(酸味の強い林檎だからいわゆる売れ筋ではなかったのかも)
このごろまたどこでも買えるようになってきた。
時期は短いし、量もそうたくさん置いてあるワケじゃないけれどね。
この紅玉、お弁当にいれるデザートとしても気に入ってる。
真っ赤で彩りが綺麗でしょ。
紅玉と卵焼きで赤と黄色。
緑にはキュウリや隠元、アスパラ、キウイフルーツなど。
今日はキウイフルーツだよ〜ん。美味しそうだよね♪

いや、だから、お弁当の彩りの話じゃなくってさ!
ええと。(既にボケが始まったか?!)
今朝、お弁当に紅玉を入れようとしたわけだ。
で、切って塩水につけて、残りは食べちゃえ!
食べる分は皮いらないから剥いて食べよう。
でも流し台で剥いたらまたゴミの始末しなくちゃならないし。
ゴミ箱の上で剥けばOKじゃん♪

…さ!これでお終い!
どさ。

・・・・・りんご落としちゃったよぉ!!!!ゴミ箱の中に!!


既に頭が林檎になってて、口には酸っぱい紅玉を迎え入れるべく
唾液が待ち受けていたのよ。それなのに!!
よりによってゴミ箱の中!!

つまりこういう事だ。
剥いた皮を勢いよくゴミ箱の中に落とそうそしたら
まだ端っこの方がちゃんと剥けてなくて、実についていたので
振り払った拍子に一緒にカップ・イン!


細かいところがちゃんと剥けてない。
残っているのに見えてない。
とっさに止めるだけの反射神経がない。

これだから年寄りは!!

はぁぁ。
せっかく何事も前向きに考えようとしているのに
食べ物でポカやったら立ち直れないじゃん!!
がっくり。

いいんだ。
もう、「記憶力が衰えているのですぐ忘れる」に賭けるもん!
…くすん。
2001年10月17日(水)

花のもとにて / しっぽ

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